県内の新型コロナウイルスの感染状況などを伝えるウェブサイト

 栃木県内の新型コロナウイルスの感染状況を分かりやすく伝えようと、県内の社会人や学生ら有志が22日までに、情報提供のウェブサイトを立ち上げた。県が発表する情報を基に、グラフや表を使って、陽性と判明した感染者の人数や相談窓口への手順などを紹介している。

 東京都の依頼で感染者に関するサイトを作成した一般社団法人「コード・フォー・ジャパン」(東京都)が、サイトの「設計図」を公開。それを基に全国各地の有志らが、都道府県ごとのホームページを作成している。

 本県のサイトはIT関連企業に勤める宇都宮市、石田祐介(いしだゆうすけ)さん(38)が3月下旬に立ち上げた。石田さんが会員制交流サイト(SNS)で協力者を呼び掛け、現在は本県出身者を含む13人がボランティアで運営している。プログラミングのほか、SNSでの情報発信や画像作成など分担して作業に当たっているという。

 県が公表した資料の中から情報を抽出し、表計算ソフトに入力してウェブ上に反映する。メンバーの宇都宮市、会社員遠藤栄進(えんどうえいしん)さん(29)は「手動で入力しているため、どうしてもタイムラグが出てしまう」と明かす。より早い情報提供をできるよう、県にも協力を呼び掛けている。

 現在は県内の感染動向を中心に掲載しているが、メンバーは今後、病床数や人工呼吸器の数など「県民にとって有益な情報を載せたい」と意気込んでいる。

 ウェブサイトのURLはhttps://covid19-tochigi.netlify.app/