手作りマスクを寄贈する漆原さん(中央)、河野さん(左)

 【上三川】パッチワーク愛好者グループ「上町パッチワーク教室」の有志3人が21日、町に手作りマスク120枚を寄贈した。

 3人は、漆原幸子(うるしばらさちこ)さん(74)、河野(かわの)リツコさん(72)、亀山(かめやま)アイさん(79)。

 マスク不足が深刻化する中、当初、漆原さんがマスクを手作りし、近所の人や知人に配っていた。「もっとマスクを作ってくれたらうれしい」「マスクがなくて困ってるお年寄りがいる」という話を耳にし、寄贈を決意。河野さん、亀山さんに声を掛けた。

 マスクには表面に柄の入ったパッチワークの切れ端、裏布にガーゼやさらしを使った。ゴムやさらしがなかなか手に入らず、それぞれの家族を交え、協力して調達したという。3人で手分けし、120枚を3日ほどで作り上げた。

 この日は漆原さんと河野さんが町役場を訪れ、星野光利(ほしのみつとし)町長にマスクを手渡した。星野町長は「マスク不足の中で、こんなにありがたいことはない。高齢者に配りたい」と感謝。漆原さんは「最近は材料を持ってきてくれる人が増えた。これからも作り続けたい」と話した。