新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、宇都宮市の大型商業施設「ベルモール」は22日から5月6日まで、約100店のテナントが入店する専門店街とレストランなどを臨時休業すると21日発表した。テナントの休業が増えていることもあり、休業に踏み切った。
イトーヨーカドーは一部店舗を除いて閉店時刻を2時間早め、営業時間を午前10時~午後8時に短縮して営業する。
子ども用品販売の「アカチャンホンポ」と家電量販店の「ケーズデンキ」も午前10時~午後7時までの時短営業となる。
映画館やフィットネスクラブは18日から既に休業しており、温浴施設「ベルさくらの湯」も21日から休業した。
ベルモールの津布久勇治(つぶくゆうじ)支配人は「感染が拡大する中、従業員の安全を考慮して決断した。行政の要請に協力したい」と話した。
ベルモールが臨時休業するのは、東日本大震災以来だという。