環境省が呼び掛けている使用済みマスクの捨て方(環境省のチラシより)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、環境省や栃木県、県内市町などは家庭や事業所に対し、使用済みのマスクやティッシュなどのごみを出す際、袋をしっかり縛ることなどを呼び掛けている。ごみを処理する職員らの感染を防ぐのが目的。

 同省は、使用済みマスクなどのごみの捨て方として、(1)ごみに直接触れない(2)ごみ袋はしっかり縛って封をする(3)ごみを捨てた後は手を洗う-の3点を3月から呼び掛けている。県廃棄物対策課も国の緊急事態宣言を受け注意喚起を始めた。

 同省によると、これまで家庭ごみを通じた感染例は報告されていない。家庭内の感染予防だけでなく、ごみを処理する職員の感染リスクを減らし、処理に滞りが出ないようにする。

 県内各市町もホームページなどで注意喚起している。指定のごみ袋を扱う栃木市は、マスクなどを指定ごみ袋に直接入れず、ビニール袋などで二重にするよう求めている。処理施設へのごみの過度な持ち込みを自粛するよう呼び掛けている自治体もある。

 鹿沼市は今後の感染拡大を想定し、感染者が自宅療養する場合のごみの出し方も紹介。感染者が使用したペットボトルなどの資源ごみは、袋に封をして燃えるごみとして出すことなどを挙げている。