20日までに新型コロナウイルス感染が確認された栃木第四小の技能員

 栃木県は21日、真岡市在住の30代男性と栃木市在住の20代女性の計2人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性は、20日に陽性が判明した栃木第四小勤務の50代技能員男性の娘。県は同校の技能員4人の感染について「4人の完全密接的なリンクが確認できない」などとして、現時点ではクラスター(感染者集団)との見方を否定し、「感染経路不明」と説明した。

 これまでに確認した県内の感染者数は計51人となった。

 30代男性は15日に39度台の発熱があり、真岡市内の医療機関で解熱剤を処方された。その後も断続的な発熱のほか、せきや呼吸苦、倦怠(けんたい)感などの症状があり、21日の検査で陽性となった。20代女性は18日に38度台の発熱があり、21日に陽性が確認された。2人とも重症化はしておらず、県内の医療機関に入院予定。

 一方、栃木市教委によると、栃木第四小の技能員4人が4月に一緒に勤務したのは1~3日と8、9日の計5日間だった。4人のうち3人は8、9日に、休憩室で昼食を共にしていたという。

 20日に感染が確認された50代男性は調理員。8~10日や13~15日に出勤した際は、校庭で作業や教室のワックスがけを行っていた。20日に感染確認の70代男性は用務員で6~10日などに出勤。13~14日は教室のワックスがけなどをしていた。

 同校の技能員は7人(調理員6人、用務員1人)で、調理員3人と用務員の計4人が感染。他の3人は検査の結果、陰性だった。8、9日は校舎とは別棟の調理場の休憩室で、調理員6人が昼食を取ったという。