【茂木】町は新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急経済対策として21日までに、子育て世帯向けの商品券「子育て応援券」の発行や、売り上げが減少している事業者向けの現金給付など町独自の5項目の緊急経済対策をまとめ公表した。財源には町の貯金に当たる財政調整基金から約3200万円を充てる。

 小中学校の臨時休校で子育て世帯の生活費が増えていることから、町商工会加盟店舗で使える商品券「子育て応援券」を町在住の18歳以下(高校生まで)の約1400人に1人1万円分(500円券20枚)を配布する。小型店専用7千円分、大型・小型店共通3千円分に分ける。

 郵便局のレターパックを使い、子ども一人一人を宛先に5月上旬までには届けるという。

 町独自事業所交付金は、収入減少の著しい飲食業、旅館業、旅行業、観光業等の町商工会員で直近1カ月の売り上げが30%以上減少し、以後2カ月も同様の減少が見込まれる事業者に20万円を給付する。27日から町商工会で受け付ける。

 一般町民向けには、地域経済回復対策として「ゆずもプレミアム付き商品券」を6月上中旬ごろ、プレミアム率を通常の倍の30%に引き上げて発行する。

 資金繰り支援の緊急対策資金では据え置き期間を6カ月から最大3年に延長するよう町内の取扱金融機関に既に要望を行っている。

 町は、これらさまざまな支援策の概要や相談先などを一覧できるパンフレットを作成し、新聞折り込みで月内にも配布する。

 古口達也(こぐちたつや)町長は「国の支援策が実行されるまでの間、町民の雇用と生活を守ろうと立案した」としている。