タブレット端末などを使い作品を撮影するスタッフら=21日午後、益子町城内坂

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止が決まった「益子春の陶器市」に代わるイベントとして、益子町観光協会や町でつくる益子WEB陶器市実行委員会が作品のネット販売で地元の作家や販売店を支援する初のポータルサイト「益子 春の陶器市(Web版)」の制作を急ピッチで進めている。陶器市の開幕日だった29日に開設する。

Web写真館に別カットの写真 

 サイトには作家や作品の写真、サイズや価格を表示。作家が希望すれば15~30秒程度のメッセージ動画も流れる。実行委が参加を募ったところ、窯元や作家、販売店など約150件の申し込みがあり、同町城内坂の益子焼製造販売店「陶房 ましやま」隣の倉庫を借りて今月中旬からスタッフが作家らが持ち込んだ作品の写真や動画の撮影に奔走している。

 21日に茶わんや皿など約14点を運び撮影に臨んだ同町芦沼、益子焼作家坂下花子(さかしたはなこ)さん(44)は「コロナが売り上げに影響しているだけに、ネットを通じて多くの人に作品を目にしてもらえたらうれしい」と期待を寄せた。ネット販売は5月20日まで。