文化庁は24日、本年度の「日本遺産」に13道県の13件を新たに認定し、発表した。県内では宇都宮市の「大谷石文化」と、那須塩原、矢板、大田原、那須の4市町が共同で申請していた「那須野が原開拓」の2件が認定を受けた。県内関係の認定は足利市の足利学校を含む「近世日本の教育遺産群」(2015年度)以来で、計3件になった。

 この日、都内であった認定証交付式で、宇都宮市の佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「文化財を守ってきた方々と一体となってまちづくりを進め、国内外に大谷を発信したい」、那須塩原市の君島寛(きみじまひろし)市長は「これをゴールではなくスタートとして、4市町で連携し地域振興のために努力していく」と語った。

 日本遺産は歴史や伝承、有形・無形文化財を観光振興や地域活性化に役立てるため、15年度に始まった。地域の歴史や文化を分かりやすく表現した「ストーリー」を認定する。