新型コロナウイルス感染拡大により、各競技の公式戦も中止、延期が相次いでいる。競技によっては3月まで練習ができているチームもあったが、全国一斉に緊急事態宣言が出された今、各競技ともチームでの活動はほとんど途絶えてしまった状況だ。

 当初は新年度からの公式戦再開に望みを抱いていた競技団体は少なくなかった。しかし、年度が切り替わっても事態は好転せず、県体育協会が4月9日付でスポーツ少年団加盟団体へ活動中止の要請を出した。

 

 さらに前後して多くの競技団体が各チームへ活動の中止を要請。そこに小学校の休校、スポーツ施設の閉鎖も相まって、現在、多くのアスリートたちは自主練習での体力維持を図るだけの日常を送っている。

 どの競技団体も、公式戦は6月までほぼ中止や延期の方針を示している。しかし7月以降は対応が分かれ、従来から7月に主要大会があった相撲やドッジボールは、新型コロナウイルス問題の早期終息に望みを掛け、現在のところ大会実施を予定している。

 一方、学童野球は夏の高松宮賜杯全日本大会と全国スポ少交流大会の中止が決まり、新6年生の世代の全国大会はなくなった。同様に柔道も5月の団体戦、8月の個人戦と全国規模の公式戦の中止が相次いで決まった。

 夏までにこの事態が収まらなければ、1年間、公式戦を経験できない6年生たちはさらに増えていく。“見えない敵”と戦う競技団体の苦悩は続く。