県は20日、栃木市の50~70代の男性計3人の新型コロナウイルスへの感染を新たに確認したと発表した。うち50代と70代の男性2人は、19日に感染が確認された同市、60代女性技能員の同僚。同市などによると、女性は栃木第四小に勤務している。同校技能員の感染は計4人となったが、県は「現時点でクラスター(感染者集団)とは断定できない」としている。県内で確認された感染者は計49人。

 同市の50代と70代の男性2人は、女性技能員の濃厚接触者ではないが、同僚のため20日に検査が行われた。50代男性は検査時に症状はなかったが、検査後に37度台の発熱。70代男性は17日に37度台の発熱やせき、のどの違和感があった。この2人の勤務状況などについては調査中という。

 同校技能員が4人感染したが、県は濃厚接触者や他の同僚に陰性の人がいるため「接触状況と感染状況に一致が見られない」と分析。クラスターについては「4人の接触の度合いを深く確認する。学校以外の行動も確認しながら判断する」とした。

 栃木市の60代男性は14日に感染が確認された同市、60代男性の兄。18日に37度台の発熱、肩こりの症状が出た。弟とは8日に弟が経営する同市内の飲食店で30分程度会話したという。

 一方、栃木市の大川秀子(おおかわひでこ)市長は20日の臨時記者会見で、17、19日に確認された感染者2人の勤務校が栃木第四小であることを明らかにした。市教委などによると、2人はいずれも技能員の調理員。既に同校を閉鎖した。

 19日に感染が確認された60代女性は8~10日、13~16日に出勤。校庭の除草などを行い、児童や教員との接触はないという。18日夜に微熱があった。6日の休みに市外で買い物をした以降は、勤務日以外は自宅で過ごしていた。17日に感染が確認された50代女性とは今月1~3日と8、9日に出勤日が重なっていた。