21日からの一部店舗臨時休業の張り紙を出した道の駅もてぎ=20日午後5時25分、茂木町茂木

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、県内の道の駅で飲食店などの臨時休業や営業時間短縮の動きが広がっている。下野新聞社の20日のまとめによると、県内25駅のうちゴールデンウイーク(GW)明けまで飲食店の臨時休業を決めた駅が少なくとも14駅ある。混雑する室内での飲食が感染拡大につながらないか、警戒感が強まっているようだ。

 茂木町の「道の駅もてぎ」は「ゆず塩ら~めん」を提供する店など3店を21日から5月6日まで休業する。運営する第三セクター社長の古口達也(こぐちたつや)町長は「茨城県ナンバーの車が増えている。県外からの来場者の増加に対応する必要がある」と強調した。

 古口町長が会長を務める県町村会が今月18日に宇都宮市内で開いた会議後、各町の道の駅の飲食店の営業継続が話題に上り、GWにかけ臨時休業を決断する動きが強まったという。

 市貝町の「サシバの里いちかい」もレストランなどのスペースを21日から5月7日まで休業。那須町の「那須高原友愛の森」、大田原市の「那須与一の郷」、塩谷町の「湧水の郷しおや」、日光市の「日光街道ニコニコ本陣」のレストランやカフェも21日から飲食店を休む。那須町の「東山道伊王野」の複数のレストランは21日ないし25日から休業となる。日光街道ニコニコ本陣の担当者は「感染拡大を防止するとともに、お客さまが減っている状況を踏まえ決めた」としている。

 さくら市の「きつれがわ」はテークアウトができない3店舗を休業。高根沢の「元気あっぷむら」レストランは22日から、栃木市の「にしかた」レストランは25日から休業する。佐野市の「どまんなかたぬま」のレストランは20日、休業に入った。

 益子町の「ましこ」は既にテークアウトのみに変更。矢板、真岡、小山市や那珂川町などの道の駅は、飲食店の営業時間を短縮する対応を取る。