教員採用試験の全体倍率の推移

 公立学校新規採用教員選考試験の倍率低下が続く中、県教委は2021年度試験で、教員経験者を対象とした特別選考の年齢制限を従来の44歳以下から59歳以下へと大幅に緩和する。他県などで現在も教員として勤務している人が対象で、経験豊富なベテラン教員の獲得を図る。

 県教委によると、11年度に6・8倍だった全体倍率はほぼ毎年下落。20年度は3・3倍にまで落ち込み、11年度以降の10年間で初めて4倍を切った。同時に、多くの教員が定年退職を迎える「大量退職時代」も到来し、人材の確保は喫緊の課題となっている。