新型コロナウイルス感染者を受け入れる人工呼吸器も備えた個室。陰圧状態にするため、窓際に換気扇を設置した=18日午後、那須塩原市大黒町

新型コロナウイルス感染者を受け入れる病室。病室内で撮影ができる移動式のレントゲン機器も使用する=18日午後、那須塩原市大黒町

新型コロナウイルス感染者を受け入れる病棟。床に赤、青、黄のテープを貼りゾーニングしている=18日午後、那須塩原市大黒町

新型コロナウイルス感染者を受け入れる人工呼吸器も備えた個室。陰圧状態にするため、窓際に換気扇を設置した=18日午後、那須塩原市大黒町 新型コロナウイルス感染者を受け入れる病室。病室内で撮影ができる移動式のレントゲン機器も使用する=18日午後、那須塩原市大黒町 新型コロナウイルス感染者を受け入れる病棟。床に赤、青、黄のテープを貼りゾーニングしている=18日午後、那須塩原市大黒町

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、那須塩原市大黒町の菅間記念病院が18日、早ければ21日にも感染者の受け入れ態勢が整うことを明らかにした。県の依頼を受けた協力医療機関として中等症までの患者受け入れを想定し、病棟1棟を使って最大25床を確保。同病院は「使用病棟は他の病棟と完全に分離し感染予防対策に万全を期す」と強調し「地域に理解してもらい、医療従事者に新型コロナに立ち向かう勇気を与えてほしい」などと呼び掛けた。

 県は7日の対策本部会議で、新型コロナ感染者受け入れのため、感染症指定医療機関以外で新たに100床を確保することを決定。同病院はその要請に応じた医療機関の一つ。

 受け入れ病棟としては、現在病室や健康増進施設などが入る5階建ての1棟を使用する。新型コロナ感染者の病室は3階部分で、1階には発熱者外来も設けるという。出入り口を完全に分離し、新型コロナ対応専用にする。竹内丙午(たけうちへいご)院長は「感染リスクのある患者を全てこの棟で対応することで、外来などへの影響をなくす」と話す。

 看護師30人は専属で、医師3人を主担当として治療に当たる。病室は人工呼吸器も備える個室2部屋、3床1部屋、4床5部屋。全室に換気扇を設置して空気が外に漏れない「陰圧状態」にするほか、病棟内を感染領域と非感染領域などに分けてゾーニングした。

 県の要請から約1週間でほぼ準備を整え、18日午前には県関係者が病棟内で立ち入り確認した。竹内院長は「できる限りの態勢を整えた。一般の患者さんにはこれまで通り通院してもらいたい」と話した。