福田屋百貨店、栃木県産品ネット販売強化 検索手軽に、商品数も大幅増

 福田屋百貨店(宇都宮市戸祭元町、福田宏一(ふくだこういち)社長)は、県産品のインターネット販売事業を強化している。スマートフォン向け「FKDアプリ」の配信を3月に開始し県産品の検索を手軽に行えるようにしたほか、食を中心にした県産品アイテム数を2019年2月期中に現在の2・5倍の1500に増やす方針。県内の市町レベルの物産展を開くなど地域連携も進め、本県の魅力再発見にも力を入れる。

 同社は、ネット販売事業として00年からFKDオンラインショッピングサイト「エフ・ネット・プラザ」を展開する。県産品は、中元・歳暮時期を除くと動きが鈍かったものの、「県内でも地域によって特色があり、県内にも知られていない食などの逸品がたくさんある」(増山敬之(ますやまたかゆき)インターネット事業部長)と、昨年3月から県産品の掘り起こしに着手した。

 同社との取引は商社を通すのが基本で、地域の小ロットや6次産業化の商品は実店舗の取り扱いが難しかったが、ネット販売では少量の取引も可能なため、同7月には県産品を対象に商品登録の費用がかからない取り組みを開始。サイトも一新し、県産品コーナーを「おすすめの栃木県産品」として食品関係だけでも23ジャンルに分類した。

 現在、アイテム数は当初の24から約600にまで増やし毎月20~30点の新着商品を紹介。アプリでは県産品の検索のほかWEBチラシ、お買い物情報の閲覧、クーポン券取得もできる。