新型コロナウイルスの影響で開催延期が決まった宇都宮クリテリウム=前回大会より

 自転車ロードレースの国内最高峰ツアー「Jプロツアー(JPT)」を主催する全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)は17日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、宇都宮市内で5月に予定していた開幕2戦の延期を決めた。8月の開催を目指す。国内レースは6月に広島県で開催予定だった全日本選手権の延期も決まり、本格的なシーズン開幕は不透明な状態が続いている。

 延期となったのは9日に宇都宮市森林公園・鶴カントリー倶楽部周辺特設コースで予定していた宇都宮ロードレースと、翌10日に同市清原工業団地内で開催予定だった宇都宮クリテリウム。JPTは既に4月の4戦が中止となり、この2戦が開幕戦となる予定だった。

 代替日は未定だが8月8日にクリテリウム、翌9日にロードレースを開く方向で調整している。同じ日程で予定されているJPT西日本トラック(京都向日町競輪場)も同時開催する予定。

 JBCFとレースを共催する宇都宮ブリッツェンの運営会社「サイクルスポーツマネージメント」の柿沼章(かきぬまあきら)社長は「状況にもよるが、8月に動き出せるのは明るい兆し。やるからには例年通り観客に楽しんでもらえる準備をしたい」と話した。

 国際自転車競技連合(UCI)は公認レースの中止期間を7月1日までに延長し、世界最高峰のワールドツアーも8月1日までの中止が決定している。