県内の市町立小中学校の休校延長期間

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全都道府県への緊急事態宣言を受け、県内14市町が新たに小中学校の休校期間延長を決めたことが17日、下野新聞社の調べで分かった。宣言期限の5月6日までが8市町、次の日曜日の同10日までが6市町。既に延長を決めている那須塩原、真岡市を含め計16市町に拡大した。

 宇都宮市は市内68小学校、25中学校の臨時休校を5月10日まで延長する。2カ月を超える長期休業となることから、学習や今後の学校生活の不安解消に向けた指導を行うため、同月7、8の両日を登校日とした。

 鹿沼市も5月10日まで延長。市教委は、小中学生向けに外国語など4科目を自宅学習用に収録した内容を鹿沼ケーブルテレビで今月21日から放送する予定。

 足利、佐野、小山市は5月6日まで。小山市は「状況次第でさらに延期することもある」としている。栃木市は同月6日まで延長の方針。大田原市は県に合わせて対応し、日光市、さくら市も延長する方向だ。

 一方、益子町の大塚朋之(おおつかともゆき)町長は17日、町役場で記者会見を開き、町内7小中学校の臨時休校を5月6日まで延長すると発表した。町内の小学校で勤務する外国語指導助手(ALT)の40代女性の感染確認などを受けての措置。

 町によると、県東健康福祉センターの調査から、女性の授業を受けていた益子西小の児童も含め、町内の児童や教職員が女性と濃厚接触している可能性は低いという。町は大事を取って授業を受けていた児童などに2週間の自宅待機を求めた。教職員の一部にも1週間の在宅勤務を指示した。

 近隣の茂木、市貝、芳賀の3町と野木町は5月10日まで延長する。緊急事態宣言期限の同6日より長くしたことについて、野木町教委は「安全確保のため」としている。上三川、壬生、高根沢、那須の4町は同6日まで延長。那須町は、不足する授業時間は、夏休みなど長期休暇を短縮して補う方向で検討している。

 下野市は宣言拡大前に、5月6日までの休校延長を判断している。