県は17日、栃木市在住の50代女性と那須塩原市在住の60代男性の計2人が、新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。現在、2人とも症状はない。関係者によると、女性は栃木市職員。9日に同市内の小学校での勤務後、夜に37度台の発熱があった。この日は児童との接触はなかったという。10日以降は出勤していない。

 県内で確認した感染者は計44人となった。

 女性は10日に同市内の医療機関を受診し、抗生剤などを処方された。15日に解熱したが、この医療機関に検査の実施について相談していた。医療機関は抗生剤の処方後に解熱したことなどを踏まえ、検査は必要ないと判断した。女性は県南健康福祉センターにも相談したが、同センターは医療機関の判断に従った。

 女性は16日、別の医療機関を受診。この医療機関から検査につながり、17日に陽性と判明した。女性に県外への外出歴などはなく、感染経路は分かっていない。県は9日以前に接触していた県内に別居する娘と孫2人の計3人を、濃厚接触者と判定した。その他の接触者は調査中。

 那須塩原市の60代男性は、15日に陽性が判明した同市在住、60代女性の夫。濃厚接触者の家族3人は17日に検査し、全員が陰性だった。