【真岡】市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が16日、市役所で開かれ、職員間の感染予防対策として20日から5月6日まで在宅勤務や年次有給休暇の取得により、職場の出勤者を通常より約3割削減することを決めた。出勤者を現状の全職員約480人から330人程度に減らすことを目指す。

 市として初の試みとなる在宅勤務では、個人情報や機密文書の持ち出しを禁止し自宅での勤務を命じる。年次有給休暇の促進については、全職員が期間中に2日以上取得することを目標としている。出勤者の削減については、各部署の実情に応じて市民サービスの低下を招かないようにする。

 また市は、小学3、4、6年生と中学1、2年生が対象の「市自然教育センターにおける自然教室」と、小学5年生が対象の宿泊学習「とちぎ海浜自然の家における臨海自然教室」の本年度の中止を決めた。感染拡大の終息が見通せない状況や臨時休校に伴う授業時間の確保から判断した。

 一方、業績が悪化している市内の中小企業などを支援するため市が3月に新設した対策緊急資金の申込件数は、15日までの約1カ月間で計71件、申込総額計5億3700万円に上った。申し込みの増加傾向が続いた場合、市は補正予算の編成も視野に対応する方針。