新型車両を使った救出訓練を披露する特別救助隊

 【佐野】富岡町の市消防本部で16日、先月に配備されたばかりのはしご付消防車の納車報告会があり、特別救助隊が新車両を使った救出訓練を披露した。

 新車両は1997年3月に導入された現車両に代わり、来月中の運用開始を目指している。ベース車両は日野プロフィアで、乗車定員は6人。

 はしご部分は世界のトップメーカー独マギルス社製を採用し、現場到着後に放水を迅速にできるよう、はしごに伸縮式の水管、バスケット部分に電動放水銃を備えた。電線や障害物を避けながら建物に接近できるよう、屈折式はしごを装備したのも新車両の特徴という。価格は約2億円。

 訓練では、高層ビルに取り残された男性を、はしご車を使って救出する様子が披露された。広報担当者は「より迅速な消火、救助が期待できる。来月からの運用を目指し訓練していく」と話した。