「コンテナクリニック」のイメージ

 建設・産業廃棄物業のピースノート(宇都宮市鶴田町、河村公威(かわむらきみたけ)社長)は15日までに、建築用コンテナを活用した移動可能な診療所「コンテナクリニック」を発売した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、医療現場などでの活用を念頭に企画したという。

 コンテナは長さ約6メートル、幅約2.4メートル、高さ約2.9メートル。建築基準法に適合し、複数のフィルターで細菌やウイルスを除去する空間浄化設備を内蔵している。ストレッチャーのまま患者を室内へ搬送できるという。同社が企画し、提携する都内のコンテナ製作会社が中国の工場で製造する。

 院内感染防止のため、空気が外に漏れない構造の「陰圧室」を別棟に建てる必要がある病院や、災害時の簡易診療所などとしての利用を想定する。河村社長は「行政や医療機関、自衛隊などの国からの受注を目指したい」と話す。

 販売価格は570万円から(税、輸送費別)。真空衛生トイレなどをオプションとして用意している。

 (問)ピースノート028・680・6380。