できあがった勇輔さんのパネルを見つめる母親=7日午後、宇都宮市桜4丁目の被害者支援センターとちぎ

 宇都宮市で2015年1月、友人の同市立中学2年の少年から暴行を受け死亡した県立高校1年須田勇輔(すだゆうすけ)さん=当時(16)=の母親(47)が15日までに、愛息の生きた証しを写真や新聞記事などで紹介するパネル(B1判)を作製した。被害者支援センターとちぎの取り組みの一環で、事件の風化や同様の事件の防止が目的。母親は、加害者が少年であることも踏まえ、教育現場での啓発にも生かしてもらう考えだ。

 センターは、犯罪被害者の現状や被害者支援の必要性などを訴えるため、県内各地で巡回パネル展を行っている。これまでに、事件や事故で命を奪われた計13人の遺族がパネルを手作りした。加害者が少年の被害者のパネルは須田さんが初めて。