新設するコールセンターを周知する福田知事=15日午後5時20分、県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、福田富一(ふくだとみかず)知事は15日、臨時の記者会見を開き、県民に対し繁華街の接客を伴う飲食店への外出を自粛するよう求めた。クラスター(感染者集団)の発生を未然に防ぐ。県民からの相談増加を受け、相談を一括して受ける24時間態勢のコールセンターを16日午前9時に開設する。

 繁華街への外出自粛要請は国の方針を受けた。国は具体的な店舗業態として、バーやナイトクラブ、カラオケ、ライブハウスなどを挙げている。

 県は店舗への休業要請は行わない。補償について福田知事は「経営が厳しくなるのは目に見えている。国の方針であり、国としてどういう救済措置を取るのか注視していく」と述べた。スーパーへの買い物や通院などは、生活に必要な外出として自粛対象としない。

 コールセンターは民間委託し、これまで県や各広域健康福祉センターなどで受けていた相談を一本化する。発熱など感染が疑われるような健康相談は各センターに引き継ぐ。各センターなどの負担軽減も図る。

 また感染患者の病床確保や、患者の症状に応じた病院間の搬送をスムーズに実施するため、医療機関との調整を行う入院医療調整本部を対策本部内に設置。県保健福祉部長を本部長とし、県医師会、自治医大付属病院とも連携する。

 軽症者の受け入れ施設として募集している宿泊施設については、15日までに約10施設、500室の応募があったと明らかにした。

 22日までとしている外出自粛要請については、来週初めにも対策本部会議を開き、感染者数の状況を見ながら延長するかどうか判断するという。

 コールセンターは0570・052・092。