最低賃金800円に 栃木地方審議会が答申

 栃木地方最低賃金審議会(会長・中村祐司(なかむらゆうじ)宇都宮大教授)は7日、本県の地域別最低賃金を1時間当たり25円(3・23%)引き上げ、800円に改定するよう栃木労働局の白兼俊貴(しろかねとしき)局長に答申した。中央最低賃金審議会が示した本県の目安(Bランク25円)通りの引き上げで、2002年度に現在の時給で示す方式になって以降最大の上げ幅、最高の金額となった。

 10月から適用される見通し。同日を含め3回の専門部会を開いて調査、審議を重ね、結論を出した。同部会労働者代表委員の桂恵子(かつらけいこ)連合栃木副事務局長は「800円台に乗ったことは成果」と評価した。

 一方、答申書には、最低賃金引き上げの影響が大きい中小企業・小規模事業者向けに、引き上げに当たって利用できる助成制度の手続き簡素化など、制度の使いやすさを求める付帯文を添えた。