手作りマスクの生地を買い求める客=15日午前11時25分、宇都宮市細谷町

 新型コロナウイルスの感染拡大による使い捨てマスクの品薄状態が続く中、栃木県内の手芸品店は手作りマスクの材料販売で大忙しとなっている。

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 宇都宮市細谷町の「手芸センター ドリーム」では15日、開店前に客が10人ほど並んだ。マスクコーナーには、無地や柄物のガーゼとゴムの代替品がずらり。品薄のガーゼ生地が営業中に入荷すると、買い求める客が殺到する。

 同店によると、客は主婦のほか、自らマスクを作るという男性も珍しくない。手芸品店が少ない東北地方の知人のため、材料を買う人も目立っているという。

 来店した同市、パート江口美喜(えぐちみき)さん(34)は「使い捨てマスクが買えず、購入するための行列は『3密』になる」と手作りの必要性を話す。同店責任者浅見美紗子(あさみみさこ)さん(28)は「マスクから手芸の楽しさを知ってほしい」と話した。