益子焼片、水槽用の砂利に 割れた陶器を再利用 カンセキ

 ホームセンターのカンセキ(宇都宮市)は、ペット専門店「ペットプラネット」11店舗で、割れた益子焼の破片を再利用する陶磁器のリサイクルプロジェクト「トウジャRe(リ)」の製品を水槽用の化粧砂利として販売し始めた。

 トウジャReは、日常の作陶でも生じる作品にならなかったり割れたりした陶磁器の再利用を図るのが狙い。益子焼陶芸家らでつくるNPO法人「MCAA(マシコ・セラミックス・アンド・アーツ・アソシエイション)」(益子町)が、東日本大震災で作品が割れ大量の破片が出たのをきかけに取り組んでいる。

 益子焼の破片を粉砕・研磨した製品で、当初は建材や、アクセサリーの材料として想定していたが、より幅広く活用できないか、カンセキに持ち掛けていた。

 ペット担当の柳原光晴(やなぎはらみつはる)バイヤーは「益子焼はさまざまな色が施されており、水槽を彩る化粧砂利として販売できると考えた。ストーリーもあり、共感の得られる商品だと思う」と説明。1袋(300グラム)300円(税別)で販売を始めた。