「宇都宮くらし」のサイトに公開された持ち帰り可能な商品の特集コーナー

 【宇都宮】新型コロナウイルス感染拡大による影響で、苦境に立たされた飲食店を支援しようと、市内の観光やグルメ情報を発信するインターネットサイト「宇都宮くらし」で、持ち帰り(テークアウト)商品の特集コーナーが公開された。

 サイトは宇都宮の活性化を目指し、2017年に開設された。運営する市内の会社員松澤章(まつざわあきら)さん(44)は「飲食店からは必要な支払いができないといった悲痛な声が聞こえる。苦しい状況の中、少しでも力になりたかった」と話す。

 持ち帰り可能な商品と配達店を取り上げた2コーナーで、洋食や和食、焼きそばなど、さまざまなジャンルの約20店(14日現在)を紹介。掲載は無料で、希望する飲食店を募っている。

 松澤さんが管理責任者を務める茨城県内の観光施設でも飲食店2店の売り上げが減少し、施設は休館になったという。松澤さんは「重い雰囲気が漂うが、テークアウトを盛り上げ、社会を元気にしたい」と話している。

 ピザや野菜をふんだんに使った弁当を紹介した上戸祭町のカフェ「リモリモ」の矢倉亮(やぐらりょう)店長(35)は「大きな力になった。売り上げが半減し、厳しい状況だが、プラスに考え、お客さまの健康のために楽しんでお弁当作りをしたい」と語った。