大粒で甘いと人気の県開発イチゴ「栃木i37号」

 【茂木】観光イチゴ園として人気の深沢の「美土里農園」は、今季試験的に栽培した県開発のイチゴ新品種「栃木i37号」の人気を受け、来季の増産へ向けパイプハウス4棟を増設する。営業3季目の今季は、イチゴ狩り客が前年同期比6割増と好調。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月以降客足は鈍り先も見通せないが、人気の新品種を増産して来季以降の集客と増収につなげる。

 「栃木i37号」は今季一部で出回っているだけで希少性が高い。酸味が少なく甘さが際立ち、粒も大きいことなどが特長だ。同農園では今季パイプハウス1棟3アールで栽培し、摘み取りと直売で扱っている。

 現在12棟あるイチゴハウスに加え、約1千万円をかけて同農園東側に4棟12アールと暖房設備を増設する。株主の町が費用の半額を補助する。イチゴ狩り客の増加に対応するほか道の駅もてぎや飯(いい)のいい里さかがわ館にも出荷する。