テレワークなど向けプランの客室

 【栃木】新型コロナウイルスの感染拡大防止のため在宅勤務などのテレワークが広がる中、万町の栃木グランドホテルは14日までに、市内の企業や市民を対象としたテレワーク・リモートワーク向けプランなどを始めた。客室を通常より安い価格で提供しているほか、4~5月限定で宴会場をオフィスとして貸し出している。集中して勉強してほしいと、生徒や学生向けのプランも用意している。

 同ホテルによると、客室は40室で、通常は1泊6900円(シングル、素泊まり)。テレワーク・リモートワーク向け客室デイユースプランでは午前9時~午後6時1人2500円などで提供する。ホテルスタッフがホテル内で利用者の子どもたちと遊ぶなど無料オプションもあるという。

 生徒や学生向けの集中学習プランもあり、6時間2千円で利用できる。Wi-Fi完備で、各フロアと客室はアルコール消毒されている。

 宴会場は4~5月の期間限定だが、貸しオフィスとして提供する。八つの会場は広さ19~233平方メートルで月3万~5万円で貸し出す。フロントでファクスやコピーの利用も可能。

 同ホテルには3月中旬以降、「昼間に客室を利用できるか」などといった在宅勤務者らからの問い合わせが増えたという。新型コロナウイルスの影響で客室に空きもあることなどから、今回のプランを発案した。同ホテルの若林(わかばやし)かなこ社長は「地元のホテルとして、地元の人たちの役に立ちたい」と話した。

 貸しオフィスを除くプランは状況を踏まえ、当面の間続けるという。健康と安全を第一にと考え、スタッフのほか、利用者の健康チェックも行う。(問)同ホテル0120・22・1236。