市役所の窓口で設置が始まった飛沫感染予防のビニールシート

 【日光】新型コロナウイルス感染拡大を受け市は14日、市税や上下水道料金などの支払い猶予を決めた。市民の利便性向上と感染防止のため、申請手続きを簡便化する。

 感染拡大の影響で一時的に市税や使用料の支払いが困難な個人、法人が対象。市税は新規発生分の支払いを1年間猶予する。

 住宅使用料などは5、6月の請求分の支払期限を最大4カ月延長する。上下水道料金も従来の分割納付に加えて、両月の請求分を最大4カ月猶予する。

 申請は5、6月分を1回で済ませられるようにするほか、窓口に来なくても手続きができるよう郵送などで対応する。事前に各担当課へ問い合わせてもらい、個別対応する。市は相談窓口の一元化に向け、準備を急ぐ考えだ。

 同日には、市役所本庁舎などに飛沫(ひまつ)感染を防ぐ透明ビニールシートの設置も始めた。本庁舎や行政センターなどの出先機関計14カ所で順次進める。対面カウンターでの感染防止のため、高さ約60センチの位置から仕切り、手元の部分のみスペースを設けた。

 市資産経営課の小林岳英(こばやしたけひで)課長は「窓口に来る方の不安感を軽減し、職員の感染も防止したい」と話した。