矢板の壮関、干し芋事業に参入 県内栽培で一貫生産

 水産・農産加工品製造の壮関(矢板市こぶし台、板山健一(いたやまけんいち)社長)は、原料のサツマイモ栽培から加工まで一貫した干し芋製造事業に本格的に乗り出した。

 干し芋製品はスーパーなどで主に青果物として扱われているが、同社は「健康素材菓子」と位置付けて商品を強化し、先発メーカーとの差別化を図る。将来的には干し芋製品1千トンの販売を目指しており、同社主力製品「茎わかめ」並みの20億円規模の製品群に育てる方針だ。

 同社は、食物繊維が豊富な干し芋が健康志向の自然食品として注目されていることから昨年、茨城産などの干し芋を買い付け、細切りや少量タイプの菓子として商品化し、コンビニ各社で販売。若い男女など好評だったため、本格的に事業化することを決めた。