改修工事が進められている、大谷地区を流れる姿川

下小池町の雷電山で起きた土石流の跡。なぎ倒された膨大な立ち木の撤去が完了した

改修工事が進められている、大谷地区を流れる姿川 下小池町の雷電山で起きた土石流の跡。なぎ倒された膨大な立ち木の撤去が完了した

 【宇都宮】市内にも大きな爪痕を残した昨年の台風19号の直撃から12日で半年。観光地である大谷地区では年明け以降、ようやく客足が戻ったが、今度は新型コロナウイルスの感染拡大による打撃を受けている。一方、土石流が発生した下小池町では少しずつ復旧が進むものの、一部で避難勧告は続く。

 「大谷石文化」が日本遺産に認定された大谷地区は、姿川の氾濫で観光施設や飲食店が被害を受けた。

 ある店舗では調理機材が損傷し、2カ月以上の休業を余儀なくされた。建物が壊れ、廃業した飲食店もあったが、地元住民を中心とした復旧作業により3月、2店舗が新たにオープン。今冬の観光客は前年より増加傾向も見られたという。