工事が続く田川と両岸のシダレザクラ=10日午前、宇都宮市千波町

 昨年10月の台風19号の被害を受けた宇都宮市内を流れる田川で、シダレザクラが春風に揺れている。

 当時、台風19号で氾濫した田川の濁流は周囲の店舗や住宅街を飲み込んだ。現在は災害ごみや河川の土砂は少なくなったが、復旧工事は今も続いている。10日も重機や大型トラックが行き交う中、川の両岸に咲いた桜が風に花びらを散らし、季節の移ろいを感じさせていた。

 県宇都宮土木事務所の担当者は「川底に堆積した土砂などの除去が行われ、工事は出水期まで続く予定」と話している。