宇都宮市内で10日、保健所の職員を名乗る男が「マスクを1人2枚ずつ配る」とうそを言い、家族構成などを聞き出そうとする不審な電話があった。県警生活安全企画課は、政府の新型コロナウイルス対策をかたる不正行為とみて警戒を呼び掛けている。

 同課によると、不審な電話は同市内の高齢者宅にあった。「(マスクは)布製と紙製どちらがよいですか」などと言いながら、個人情報を聞き出そうとしたという。電話に出た高齢者は不審に思い、電話を切り、宇都宮中央署に相談した。

 同課は「新型コロナウイルス感染拡大で在宅する人が多く、高齢者が不審な電話を受ける機会が多い。電話に出てしまったら警察や家族に相談してほしい」としている。県警は同日までに、県内で新型コロナウイルスに関連した不審な電話を4件確認している。