大田原市は10日、市内小中学校全27校を14~22日に一斉休校とすることを決めた。9日夜に県北健康福祉センター管内初の新型コロナウイルス感染者が那須塩原市で確認されたことを受け、判断した。今回の決定に伴い、県内25市町全てで休校措置が取られることになる。

 大田原市は春休み前に休校せず、県内で唯一、午前授業を実施。春休み明けの8日には通常授業を再開したが、市内で感染者が出た場合は一時的に市内全小中学校を一斉休校することを決めていた。

 10日に開かれた市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で津久井富雄(つくいとみお)市長は「那須塩原市は生活圏が同一。未確認感染者がかなりいると想定し、子どもが仮に接触していれば、学校が感染源になる可能性が非常に強くなってきた。今までの流れを転換し、休校にする」と述べた。23日以降の再開は市内外の感染状況を見て判断する。

 児童生徒の学習保障のため、週明けの13日は午前中登校とし、授業や休校中の事前指導に充てる。市内の放課後児童クラブ23カ所と保育園24カ所は現状通り開所とするが、感染拡大リスク回避のため可能な範囲で、家庭で保育してもらうよう協力を要請する。