【栃木】見世蔵などの歴史的建造物を会場に名作を上映する「第13回栃木・蔵の街かど映画祭」の実行委員会は10日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月23、24日に開催予定だった映画祭を中止することを発表した。

 映画館のない市内で映画を楽しんでもらい、歴史ある市の魅力を感じてもらおうと毎年5月に開催しており、中止は初めて。プロアマ問わず応募した73作品の中から市民審査員らが選ぶ14作品を上映する「栃木蔵の街かどアワード」も中止となる。

 今回は、市出身の日立製作所創業者小平浪平(おだいらなみへい)(1874~1951)が登場する「ある町の高い煙突」などの上映を予定していた。「災害が起きた時も市民の気持ちを明るくしてきた。今回はウイルス。集まることができないというのは寂しい」と松本篤哉(まつもととくや)実行委員長。来年5月の開催を目指す。