マスク寄贈を和泉市長に説明する山内さん

 【足利】通訳業などで中国と関わりがある田島町、山内巌(やまうちいわお)さん(61)は10日、市役所を訪れ、和泉(いずみ)聡(さとし)市長にマスク2千枚を寄贈する目録を手渡した。マスクは既に市を通じて市内の児童養護施設2カ所、母子生活支援施設1カ所、障害者福祉施設8カ所に配布されている。

 山内さんは今年1月、中国・福建省の友人にマスクをプレゼントした。その後、日本国内でマスクが入手困難になっている状況を知った友人から同省のマスク製造工場を紹介され、医師用マスクなど2種類、計2千枚を3月中に購入した。

 山内さんによると、その後は運賃高騰などで、中国から個人で入手することは難しくなっている。山内さんは「困っている母子家庭や子どもたちに使ってほしいと市に相談した。本当に困っている人に、優先して配ってほしい」と話した。和泉市長は「マスクはほとんど手に入らず、助かる」と感謝した。