休校を新たに決めた市町立小中学校の休み期間

 那須塩原市は9日、市内で初の新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、10~22日に小中学校を再休校することを決めた。県内で唯一、春休み前に通常授業を行っていた茂木町も11~26日の臨時休校を決定。市貝、那須、那珂川の3町も再休校すると発表した。県内では大田原市以外の24市町が休校することになる。

 那須塩原市は14日~5月1日を週2日の分散登校とする予定だったが、9日夜、緊急の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催。全小中学校(小学2年~中学3年)で急きょ10日からの休校を決めた。10日に予定している小学校入学式は時間を短縮して実施し、小学1年生の休校期間は11~22日となる。保護者には一斉メールで連絡するなど、対応に追われた。

 渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)市長は「まだ感染経路が判明していない。感染拡大の危険性を考慮した」と説明する。

 茂木町は古口達也(こぐちたつや)町長が「春休みを含め約1カ月に及ぶ休校は児童生徒や保護者のためにならない」と町独自の判断で春休み前の休校を見送っていた。

 春休み明けの8日には小学校の始業式と中学校の始業・入学式、9日には小学校の入学式を行ったが、感染拡大を踏まえ、同日午後に校長や保護者代表、町による会議を開催。休校の方針が示され、「やむを得ない」と異論なく休校を決定した。

 澤村悦男(さわむらえつお)町教育長は「(授業を継続した)3月時点と比べると感染者が増え、警戒意識も高まった。感染者が出た事業所に通う住民もいる」と話す。

 市貝町も11~26日の休校を決めた。

 那須町は13~22日に休校とする。期間中は部活動も実施しない。学習の不足分は夏季休業などの長期休業期間を活用して補完する。鬼澤努(おにざわつとむ)町学校教育課長は「子どもたちの健康と安全安心に最大限配慮した措置」とする。

 那珂川町の休校期間は13~24日。10日には小学校の入学式を実施する。