真剣な表情でマスクを縫い上げるボランティア

 【市貝】町内の各ボランティア団体で構成する町ボランティア連絡協議会は町保健福祉センターで9日、町内3小学校の児童用にと布製マスクを手作りする作業を開始した。

 町民の寄付金で成り立つ町社会福祉協議会の地域福祉振興基金を充て、日本製のガーゼ手ぬぐいの生地や糸などを連絡協役員が入手。約550枚を登録団体会員の作業奉仕で製作する。この日は9団体の女性会員22人が集まった。

 アイロンがけ、裁断、縫製、ゴム通し、検品・包装まで、午前9時から約2時間で手際よく作業が進み、動物柄など愛らしい柄のマスクのほとんどが仕上がった。市貝、小貝、赤羽の3小学校の全児童に完成次第1人1枚ずつ渡される。

 真剣な表情でマスクを縫い上げた町日赤奉仕団根本(ねもと)みはるさん(64)は「ミシンを使ったのは久しぶり。かわいい柄なので喜んでもらえれば」。町更生保護女性会などで活動する磯澄子(いそすみこ)さん(88)は「高齢ですが少しでも役に立てればと思って参加しました」と笑顔で話した。

 作業は参加者や家族の健康を確認し作業者間の距離を離すなど新型コロナウイルスの感染防止に細心の注意を払って行われた。