【矢板】任期満了に伴う市長選は、12日の投開票まであと4日となった。下野新聞社は、立候補しているいずれも無所属で、新人で前市議会議長のホテル業和田安司(わだやすじ)氏(59)=自民、公明推薦=と再選を目指す現職の斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)氏(47)に6項目のアンケートを行い、人口減少対策や災害に強いまちづくりなどへの考え方を聞いた。

 問1は、人口減少対策の最重要政策について聞いた。和田氏は公共施設の再配置や市民満足度の向上などを挙げ、斎藤氏は多様な魅力ある仕事づくりと定住基盤の整備と答えた。

 問2は、1962年12月供用開始で耐震基準を満たしていない市役所本庁舎の建て替えについて尋ねた。和田氏は市民有識者を交えた検討委員会設置を明言。斎藤氏は民間活力の導入と他施設との複合化を挙げた。

 問3は、大規模自然災害が多発する中、災害に強いまちづくりについての設問。和田氏は情報収集や伝達のシステム作りと公共施設の再配置個別計画策定を挙げた一方、斎藤氏は本年度予算で防災行政無線の戸別受信機設置事業をするとした。

 問4は、シャープ栃木工場(現栃木事業所)の未利用地に関して質問した。和田氏はシャープとの協議の場を定期的に設けることや市として内部検討会を設置すると回答。斎藤氏は建物を解体撤去し、更地化しての利活用を提案したことを強調し、用途規制見直しについても言及した。

 問5は、渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)那須塩原市長が表明している県北20~30万都市構想について聞いた。和田氏は20~30万人規模の自治体か広域連携は不可欠と答え、斎藤氏は気候変動対策でも連携しながら機運醸成を図る考えを示した。問6は、リーダーとしての自身の資質を自由にアピールしてもらった。