JA栃木中央会は3日までに、県内10農協の2016年度(16年3月~17年2月)決算をまとめた。マイナス金利政策による信用部門の利益減少が響き、粗利益に当たる事業総利益は10農協中8農協で減り、全体で前年度比1・1%減の362億8500万円だった。事業利益は15・8%減の32億2800万円、経常利益は11・5%減の49億6500万円で、当期剰余金は19・4%減の33億2700万円だった。

 事業総利益を主要事業別で見ると、最も下落幅が大きかったのは金融などの信用部門で4・0%減の144億1700万円だった。金利低下に伴い貸出金利息が減ったことが影響した。

 購買部門は1・1%減の52億9700万円だった。肥料などの原材料費が下がり、単価を抑えて供給したことで減少につながった。