【小山、佐野】新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を踏まえ、小山市の大久保寿夫(おおくぼとしお)市長と佐野市の岡部正英(おかべまさひで)市長は7日、それぞれ臨時記者会見を開き、小中学校の休校延長や再休校を行うと発表した。

 小山市は9、10日に予定していた休校を2週間延長して24日までとし、27日に授業を再開する。大久保市長は「より慎重に対応しなければならないと判断した。状況次第でさらに延長することもある」とした。

 緊急事態宣言は東京都や埼玉県など7都県が対象。小山地区医師会に助言を求めたところ「小山市は埼玉県と新幹線で隣接しており、感染予防対策は重要」「休校の延長が望ましい」との回答を受け、7日午前、市長、教育長、教育委員による総合教育会議を開いて再延長を決定した。

 市内から都内への通勤、通学者は約4千人という。

 佐野市は始業式や入学式を予定通り行った後、13~24日を臨時休業にする。市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決めた。岡部市長は「東京や埼玉と近く、緊急事態宣言の影響も予想される。子どもたちの安全安心を守るため総合的に判断した」と説明した。

 8日の授業再開については、保護者などから市教委に十数件の反対意見が寄せられていたという。再開は27日となるが、「状況が改善されない場合は、改めて対応を検討しなくてはいけない」としている。