新型コロナウイルスの感染拡大で安倍晋三(あべしんぞう)首相が7日にも緊急事態宣言を行うことを受け、下野、壬生、野木の3市町は6日、予定通り8日に学校を再開した後、土日を挟んで13日から再び臨時休校することを決めた。栃木市は7日の会議で対応を決める。9、10の両日に再休校する小山市を含め、複数市町が「状況を見極めたい」と再開時期を再検討する可能性を示唆している。県立校も休校延長を検討しており、7日に決定する見込み。県は緊急事態宣言の発令を受け、同日中に対策本部会議を開く方針だ。

 休校の期間は下野市が5月6日まで、壬生町と野木町が今月24日まで。いずれも今月8~10日は午前中のみ始業式や入学式などを簡素化して行い、同11日から実質的な休校に入る。

 下野市は臨時教育委員会と校長会を合同で開き、決定した。部活動は休止し、学童保育は実施の方向で調整中。市教委の清水光則(しみずみつのり)教育次長は「保護者から『再開は危険では』との声が寄せられ、首都圏に緊急事態宣言も出される状況になった」と背景を説明した。

 壬生町も同様の状況で、小菅一弥(こすげかずや)町長、田村幸一(たむらこういち)教育長らが緊急で会議を持ち決定した。町教委は感染拡大の状況を見て、休業を5月まで延長するか判断するとしている。

 野木町も、再休校期間を延長するかどうかは直前の状況を見極めて決定する。隣接する茨城県古河市が休校延期を決めたことや、緊急事態宣言が出る見通しとなった東京や埼玉に地理的に近いことなども考慮した。

 一方、県は6日、各部局で緊急事態宣言の発令を想定した対応などについて協議した。7日の発令後には対策本部会議を開き情報共有を図るとともに、移動自粛や学校休校などについて対応を確認する方針。その後、福田富一(ふくだとみかず)知事が県民に対し呼び掛けを行う方向で調整を進めている。