認定こども園に寄贈されたピアノ

 【栃木】昨年10月の台風19号で甚大な被害に遭った認定こども園「さくら」(泉川町)にこのほど、モリシタ歯科医院(宇都宮市駅前通り1丁目)からピアノ1台が贈られた。同園は「大変ありがたい」と感謝している。

 同院は知人を通じて「さくら」の被災を知り、「少しでも困っている子どもや先生たちの力になれれば」と寄贈を申し出た。さくらは近くを流れる永野川の決壊によって床上浸水。園内のピアノ14台が汚水に浮き、使用不可能となってしまった。

 浸水から免れたピアノは数台のみ。さくら職員の白澤彩香(しらさわあやか)さん(35)は「子どもたちは気付いて喜んでくれると思う。早く子どもたちの前で弾きたい」と笑顔を見せた。

 ピアノは同院の森下貴祥(もりしたたかよし)院長の家族が20年以上前に使っていたもので、寄贈に当たって調律や鍵盤の整備などを施した。同院は「眠っていたピアノがよみがえり、皆さんが喜んでくれたらうれしい」としている。

 同院は「さくら」のほかにも、被災した宇都宮市内の幼稚園におもちゃを寄贈しているという。