「NIE(教育に新聞を)」を週に1回以上実践する小中学校ほど、「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の平均正答率が全国平均より高いことが、日本新聞協会のアンケートで分かった。本年度から順次実施される新学習指導要領の総則は新聞の教育現場での活用を明記しており、その有用性を示した格好だ。県NIEアドバイザーの芳賀智一(はがともかず)日光市湯西川中校長は「NIEの活動を通して問題文を読んで理解する力が向上したのでは」と分析している。

 2019年度NIE推進事業の一環で、同協会は「NIEの学習効果を調べるアンケート」を実施。全国の小学校47校、中学校52校から回答を得た。

 NIEを週1回以上(日常的に)実践している学校は、全国学力テストの平均正答率が小学生国語で68・8%、同算数で69・8%、中学生国語で76・8%、同数学で62・5%あり、それぞれ全国平均より小学生国語4・8ポイント、同算数3・1ポイント、中学生国語3・6ポイント、同数学2・2ポイント上回った。