地酒にも合うもつ料理の数々

 「市内にうまいもつ焼きの店があるらしい」。そんなうわさを聞き付けた。職場からほど近いユニオン通りへ向かうと、かつて老舗ラーメン屋だった場所に目当ての看板を見つけた。

Web写真館に別カットの写真

 店は、高校時代、球児として甲子園を経験したオーナー店長田嶋哲也(たじまてつや)さん(31)と、チームメートだった飯田知晃(いいだともあき)さん(31)が切り盛りする。看板にホームベースが描かれているのも興味深い。

 昨年9月、茨城県出身の田嶋さんが「関東の地方都市で勝負したい」と店を構えた。何よりこだわっているのは鮮度で、定番のもつ焼(税込み1串150円)はタン、ハツなど7種類。中でもお薦めはレバーだ。臭みのないぷりぷりとした食感は「苦手な方でも食べられます」と田嶋さん。ぜいたくにかけられたごま油とネギが、さらに味を引き立てる。

 低温調理された冷製肉もいい。ハラミなど4種類あるが、ここは欲張って三種盛り(同1000円)。しっかりと残るもつ本来のうま味を楽しめた。煮込み(同500円)は、“疲れていない”もつがみそと絶妙にマッチする。

 飲み物はビール、ハイボールなどが一通りそろうが、定番メニューにない「隠れドリンク」もあり、現在は果実酒などをラインアップ。おいしさの「連打攻勢」ですっかり心もおなかも満たされた。

 ◆メモ 宇都宮市西1の1の2▽営業時間 午後5時~午後12時(ラストオーダー11時)▽定休日 日曜▽(問)028・612・8662