春季県大会中止決定の経緯などを語る県高野連の藤田光明理事長=宇都宮市内

 春季県大会の中止を3日に決めた県高野連。藤田光明(ふじたみつあき)理事長の一問一答は次の通り。

 -中止の決め手は。

 「ウイルスの感染予防策が取れず、選手も含めた関係者の安全確保が難しかった。万が一、感染者が出てしまった場合、夏の大会の開催も難しくなってしまう。3年生にとっては特にかわいそうな決定となってしまったが、逆に励みとしてもらうしかない」

 -臨時理事会で決を採った上での判断か。

 「関東地区各都県で準備が整っていない現状や、各校の練習状況などを共有し、理事から意見を集約した上で決定した。やりたいという思いはやまやまだろうが、『中止はやむなし』という反応だった」

 -春季県大会のベスト8が例年、夏の県大会のシード校となっていた。

 「夏のシード校の決定方法は、今後の部長会や監督会で意見を集約し、6月上旬の運営委員会までに決定する。選手は公式戦を経験できず2カ月以上の(試合の)空白期間ができる。全ての要素が懸念材料になってくるだろう」

 -今後の対応は。

 「夏は当然、やるつもりで万全の準備を進める。消毒液やマスクの確保など、大会運営に必要な物資確保に関する情報は今月中に集約する。個人的な意見としては、中止の決定は夏のための我慢。球児にはみんなに応援される中で元気にプレーしてほしい」