県は2日、新型コロナウイルスの感染を31日に確認した県南健康福祉センター管内(栃木、小山、下野市、上三川、壬生、野木町)に住む50代男性の濃厚接触者6人を検査し、全員が陰性だったと発表した。1日に陽性と判明した同センター管内に住む40代男性は、濃厚接触者がいなかったことも明らかにした。

 これまでに県内で確認された17人の感染者のうち、この2人の男性を含む計4人が同センター管内の医療機関に通院していた。県はこの医療機関の医療従事者について、感染者との関連が高い人から優先的に検査を進めている。1日時点で約半数の検査を終え、全て陰性だった。2日も検査を進め全て陰性だったが、全員分は終わっていないという。

 医療機関における感染拡大の可能性については引き続き調査中。医療機関内の器具類は消毒など適切な衛生管理が取られているという。

 県は1日の記者会見で、院内感染について「医療機関の人が感染していれば、すなわち院内感染というわけではない」とした上で、「医療従事者は1人のスタッフが複数人と関わる。医療従事者の感染が確認されるかどうかは、(院内感染を判断する上で)一つの大きなポイント」と指摘していた。