「フルーツ吾妻線」の運行開始を祝いテープカットする岡部正英市長(中央)ら

 【佐野】市は2日、公共交通の空白地域だった吾妻地区でデマンド交通「フルーツ吾妻線」の運行を始めた。本年度スタートした生活路線バス再編の一環。これにより市内の路線は、定時に決まった場所を走る従来の8路線から、5路線と4デマンド交通となる。運行主体も市から民間事業者に移り、JRバス関東が運行する市中心部ではICカードの利用が可能となるなど利便性の向上が期待されている。

 デマンド交通は、自宅など希望する場所で乗降できる指定エリアを設定し、エリア外は商業施設や病院などあらかじめ決められた場所で乗降する運行システム。利用には事前登録と予約が必要となる。

 新設された吾妻線の指定エリアは、村上、上羽田、下羽田、高橋の4町で、火、木、土曜の週3日、10人乗りのワゴン車で運行する。