ナシの人工授粉で使用する花粉の採取作業

 【高根沢】ナシの人工授粉で使用する花粉採取作業が2日、上柏崎のJAしおのや梨部会(古口志郎(こぐちしろう)部会長)のナシ畑で行われた。部会が花粉採取用の畑を共有地として借用し、作業を共同(任意参加)で行うのは県内でも珍しい。

 花粉の採取は、つぼみや開花直後のナシの花を大量に摘み取り粉砕、雄しべ先端の葯(やく)を取り出していく。さらに、温度を24~25度に設定した開葯機に1日入れて葯を開かせる。その後、ふるいにかけて収集するなど、非常に手間の掛かる作業という。

 矢口文雄(やぐちふみお)副部会長も「収穫した花の重さから、おおよそ1千分の1以下しか花粉にならないのでは」と汗を拭う。