勝道上人の座像を前に読経する住職たち

 【日光】日光開山の祖、勝道上人(しょうどうしょうにん)の命日の1日、山内の日光山輪王寺の開山堂で、勝道上人の遺徳をしのぶ法要「開山会(かいざんえ)」が営まれた。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一般の参列は見送られた。

 勝道上人は766年、弟子とともに「四本龍寺(しほんりゅうじ)」を建立し、日光を開山。苦難の末、782年に男体山登頂を果たし、83歳で没した。ことしは1204回忌に当たる。

 開山堂は国重要文化財で勝道上人の座像がまつられている。輪王寺一山の住職が総出仕して読経し、小雨の降る中、隣接する墓所や仏岩も巡った。

 感染症拡大が続く中、輪王寺の今井昌英(いまいしょうえい)執事長は「歴史に残る大事に至っており、一日も早く終息するようこれからも祈っていきたい」と話した。